毎日の練習

初心者でヴァイオリンを始めたら、出来れば毎日ヴァイオリンに触るのが良いです。楽器というのは弾く時間が長いことが大事です。目標は毎日30分です。

近隣への迷惑にならないように

といっても色々問題があるかと思います。都市に住んでいるなら、住環境が問題になります。

一人暮らしでワンルームや1Kでもマンションの場合、結構防音がされているので、隣のTVの音が聴こえなければ、消音機を付けて楽器を練習すれば多分迷惑にはならないと思います。ただ、契約の時に「楽器禁止」と誓約書を書いた人もいると思います。楽器の練習で苦情が来たら退去、という物件もあります。

マンションは意外な所から音が漏れて、近隣に迷惑をかける可能性もあります。防音がしっかりしていると感じていても、早朝や夜遅くの練習は避けたほうが良いですね。

木造のアパートに住んでいる人は、消音機を付けても場合によっては近隣に迷惑をかけることがあります。大抵、窓を閉めればOKですが、案外音が漏れている場合があります。練習する時間帯に気を付けるようにしたいですね。

消音機を選ぶ

既に書いたように「消音機」を付けることで、ヴァイオリンの音は大分小さくなります。それでTVと大差ない音量まで下げられると思います。ただ、それでも高音域は出ているので、思い切り弾くと迷惑になる場合があります。

消音機はゴム製と金属製があり、金属製の方が消音効果が高いため、金属製がお薦めです。
ただ消音機は楽器に負担がかかるので、良い楽器には使わないほうが良いです。初心者向けの15万円以下の楽器ならそこまで心配は要りませんけど。

サイレント・ヴァイオリンで練習

不安な場合は、サイレント・ヴァイオリンがお薦めです。サイレント・ヴァイオリンでも少しキーキーという音は出ますが、木造でも窓をしっかり閉めておけば恐らく大丈夫です。サイレント・ヴァイオリンはヘッドフォンで音が聴けるので楽しく練習できると思います。

本家ヤマハのサイレントヴァイオリンは結構高いです。練習用にはこの位でちょうど良い気がします。
家で使う分にはケースも必要なく、弓も本物を使えば良いので、サイレントヴァイオリン本体だけあればOKです。

費用が許せば、防音室を購入するのがいいかも知れません。ワンルームだと無理ですけど。一戸建てで夜に練習したい人にはお薦めです。中でヴァイオリンを弾けるスペースがあるか、よく確認して購入してください。狭すぎてフォームが崩れる様だと練習する意味がないですから。チェロだと畳2畳分くらいのスペースが必要なので、きっと難しいと思います。もしヴァイオリンの練習に飽きてしまったら不用品になってしまいます。高い買い物なので慎重に考えて買うのが良いと覆います。

防音室は高い、とはいえ、20万円切っているので現実的に検討できる値段です。

場合によっては、家での夜の練習は音を出さずに構えの練習や、ボーイングの練習をしたりすることも考えられます。音を出さないボーイングの練習、体操みたいなものですが、こういった練習の効果は絶大なので別ページで紹介します。漫然と曲の練習をすると基礎が崩れがちなので、そういったポイント練習をするのは却ってよいかも知れません。

色々書きましたが、まずは消音機を付けてみて、それで十分かどうかを考えてみるのが良いですね。

カラオケボックスを有効活用

毎日の練習は出来るだけ迷惑にならない方法で行い、思い切り音を出したい時は、昼間の安い時間帯にカラオケボックスで練習するのがいいです。カラオケボックスは歌声が聞こえてきてうるさいですが、弦楽器なら思い切り大きな音量で練習しても迷惑になりません。

住むマンションを選べるなら

楽器の騒音に関して、確実なことは言えないので自己責任で読んでほしいのですが、たまたま引越しを考えている人は壁がコンクリートで仕切られたマンション、出来れば分譲賃貸の物件だとしっかり作ってあり、音が遮断されています。建物はコンクリートでも部屋の仕切りはコンクリート壁でないこともあるので、内覧する時に注意してみてください。楽器OKなマンションはありますが非常に少なく家賃も高いです。

しっかりした作りで、管理が厳しくないマンションがいいように思います。少なくとも「楽器禁止」の誓約書にサインさせるような物件は避けたほうがいいです。あとは線路沿いの物件は比較的騒音に寛容な人が住んでいる場合が多いような気がします。線路沿いは割安ですし、電車の騒音をあまり気にしない人には良い物件かも知れません。