ヴァイオリンを始めよう!

ヴァイオリンを弾いてみたいと思っている人は、思い立ったらいつでもチャレンジすることが出来ます。

仕事が少し忙しくても毎日少しずつ練習していけば徐々に上達していきます。大人になってからでもOKですが、早めに始めたほうが良いです。ヴァイオリンやチェロを始めたい、と考えている人は、なるべく早くチャレンジするのがいいと思います。

ヴァイオリンを始めるとどんな感じなのか、まずは、大枠を書いてみたいと思います。

まずはヴァイオリン教室に入ろう

さて、思い立ったら、まずはヴァイオリン教室に入りましょう。個人レッスンは、月に1万円前後で2週一回一時間のレッスン、というのが相場です。グループレッスンはそれよりも安くなります。

個人レッスンはその人に合わせて、細かく指導してくれることがメリットです。特にヴァイオリンは最初が肝心な楽器で、肩の上に楽器を置く、という不自然な構え方をマスターする必要があります。この構え方はYouTubeのレッスン動画をいくら見てもマスターできません。個人レッスンにつけば、先生が直接見て姿勢を直してくれます。

また弓をまっすぐ動かす事もとても大事です。これはボーイングと呼ぶのですが、結構複雑な動きで、特に弓先や弓元で右腕を上手く動かして安定した動きが出来ると将来とても上達します。

ある程度の規模の音楽院がお薦めです。
しっかりした発表会などもありますし、アンサンブルも出来るかも知れません。

こんな感じで、ヴァイオリンは特殊な動きが多いため、しっかり先生に見てもらって、きちんとした基礎を築いておく必要があります。忙しくても大丈夫です。2,3年かけてじっくりゆっくり練習したほうがきちんとした基礎が身に付きます。

グループレッスンは受けたことが無いのですが、あまり本格的なレッスンではないように思います。生徒も本気度が低いように思います。お互い良い刺激を与え合えれば上達するでしょうけれど、やはり個人レッスンの方がお薦めです。

何十年もヴァイオリンをやっているのに、変な構え方の人も意外といます。でも、それだと音がしっかりでず、上達も遅くなってしまいます。ヴァイオリンは最初が肝心なんです。

将来アマオケ入団を目指してる場合は?

ヴァイオリン、チェロなどの弦楽器を始めた方は、将来的にはアマチュア・オーケストラで弾いてみたいと考えている人が多いと思います。どの程度の期間練習すればアマチュア・オーケストラに入団できるでしょうか?色々なレヴェルのアマオケがあるし、ヴァイオリン教室の先生に聞いても多分はっきりとは教えてくれないので、目安を最初に書いておきます。

一概には言えないのですが、それなりに練習時間が確保できてしっかり練習した場合は、大体2~3年でアマチュア・オーケストラに入団できます。スズキ教本で、第4巻にあるバッハのドッペルコンチェルトが弾ければ、オーケストラの2ndならなんとか弾けます。運指でサードポジションが弾けて、5thポジションが頑張れば使える位であれば、まずはなんとかなります。


スズキ教本の第4巻
最後がバッハのドッペルコンチェルト(2つのヴァイオリンのための協奏曲)の2nd

スズキ教本の第4巻
バッハのドッペルコンチェルト(2つのヴァイオリンのための協奏曲)の1st

もちろん、最初から難しい交響曲をしっかり弾けるわけでは無く、難しい所を上手く誤魔化したり、変な音を出してしまったときにすぐにフェードアウトするなど、ちょっとしたコツが要ります。でも、そうやって何年かアマオケで弾いて行けば、きちんと弾ける部分が増えてきて、満足感も向上してきます。

チャレンジしないと始まらない、ということですね。

どの位の値段のヴァイオリンが必要?

ヴァイオリンを始める人は、最初に楽器を買っても良いですが、ヴァイオリン教室に入ってから楽器を買う方が、先生からのアドヴァイスをもらえるので良いと思います。もっともヴァイオリンの先生に楽器を選んでもらうと、楽器屋さんから先生にインセンティブが行きます。なので、ヴァイオリンの先生も出来れば高めの楽器を買ってほしいと考えているはずです。

筆者の経験では、最初は「しっかりした作りの安めの楽器」が良いと考えられます。音の良し悪しは、初心者では上手く弾けないので分かりません。でも、楽器が悪すぎると上達に支障が出ます。1万円のヴァイオリンセットだとやはり安すぎで、セットで5~15万円くらいは出したい所です。

あまりに安い楽器は変形していたりします。セットで1万円台だとしたら、ケースや弓、肩当もついた値段なので、本体の価格は数千円、弓も数千円程度でしょう。アマゾンで写真を見ただけでも弓の形が変だったりします。そういう楽器でいくら頑張って練習しても、良い基礎は作れないと思います。

しっかりした楽器ということでは、欧州や日本の楽器メーカのヴァイオリンが良いです。しっかりした構えとボーイングの練習が出来ることが大事で、ヴァイオリンとして最低限の品質であることが大事です。きちんと弾けば、良い音で応えてくれる楽器が必要、ということですね。

このヤマハのヴァイオリンセットでも安い方ですが、この辺りが最低ラインと思います。

ただ最初はあまり高い楽器は必要ないです。上達してくれば良い楽器が欲しくなってくるからです。その時に無理のない範囲で満足のいく楽器を探せば良いです。ちなみにヴァイオリンの相場というのは、正直あまり無いのですが、その辺りは別ページで書く予定です。

まとめ

ヴァイオリン教室や最初のヴァイオリンは意外に高いと思うかも知れません。でも、最初こそしっかりした基礎を積み上げることが大事、ということを書いておきたいです。ヴァイオリン歴20年の筆者は今は特にヴァイオリン教室に通ってはいませんが、それでも大した問題はありません。でも、最初にきちんとした基礎を教えてもらったことは良かったと思っています。