大人からのヴァイオリン入門

ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスなどの弦楽器は、大人になってからでも始めて楽しむことが出来ます。

高弦(ヴァイオリン、ヴィオラ)

高弦はヴァイオリンを最初に習うのがお薦めです。ヴァイオリン教室は沢山ありますし、入門者用の楽器の値段も安いです。教本もしっかりしていて、多くの教室で用いるスズキの教本では、早い段階から曲を弾くことができ飽きません。発表会で弾く曲に困ることはないですし、結婚式などパーティで弾く曲も簡単なものがあります。まずバイオリンをやっておくことで高弦の基本的な知識を身に着けられます。

ヴィオラを弾きたい場合、ある程度弾けるようになったらヴィオラに転向するのがお薦めです。もちろん最初からヴィオラを習っても良いのですが、ヴィオラ教室は少ないです。また、ヴァイオリンとヴィオラは音域が少し異なるだけで基本的に同じなので、ヴァイオリンが弾ければ、あとはハ音記号を読めるようになれば、ヴィオラも弾けます。

アマチュアオーケストラなどでは、ヴィオラ奏者の半分以上はヴァイオリン経験者ですね。両方弾ける人も多く、演奏会ごとにヴァイオリンとヴィオラを選んで出演する人もいる位です。

マチュア・オーケストラでは、ヴィオラは不足している場合が多いので、アマオケに入りたい場合はヴィオラはお薦めです。派手さはありませんが、他のパートの音を聴きながらアンサンブルをサポートする役目もあり、縁の下の力持ちです。ヴィオラ・パートは音が取りにくく、特にロマン派以降は簡単とは言えません。ロマン派の交響曲ではヴィオラの美味しいメロディがいくつも出てきます。パートの雰囲気も落ち着いていて良いですね。

低弦(チェロ、コントラバス)

チェロは大人になって初めてもアマチュアとして十分モノになる弦楽器です。ヴァイオリンとは大分弾き方が異なるので、チェロを弾きたい方は最初からチェロを習うのが良いです。アマチュア・オーケストラではチェロは不足しがちで、ヴァイオリンよりも重宝されます。子供のころから弾いていた人は少な目で、トップ奏者も大学以降に始めた人が担当していることも多いです。

コントラバスは大人になってからでも十分弾ける楽器です。譜面は比較的シンプルですが、チェロのオクターヴ下を弾くことも多く、必ずしも簡単という訳ではありませんが、コントラバス奏者は大人になってから始めた人が多いです。アマチュア・オーケストラでは人数が少なく、とても重宝されます。コントラバスが居るのと居ないのとではオケの響きが全く異なり、練習する時もコントラバスが一人でもいれば全然違います。だた一人で弾く場合も多いと思いますので、あまり音を間違いすぎると歓迎されないかも知れません。

コントラバスで問題なのは、ある程度家が広くないと練習することが難しい、ということと、楽器を練習会場まで運搬するのに車があった方が良いということです。車輪のついたソフトケースもあるので少し頑張れば、電車でも大丈夫ですけれど。

まとめ

いずれの弦楽器でも大人になってから始めることが出来ます。弾きたい楽器を選ぶのが良いですね。オーケストラに入ることが目的でしたら、人数の少ない楽器が有利です。

どの楽器でもほぼ毎日の個人練習は必要です。消音機やサイレントヴァイオリンを使っても良いので、一日15分でも30分でも練習できると良いです。コントラバスはそこまで練習していない人も多いようですが、最初の内は練習が必要ですね。少なくとも最初の3~5年はしっかり時間をとって練習することをお薦めします。

このサイトの管理人は大人になってからヴァイオリンを始め、3年ほどでアマチュア・オーケストラに入団しました。交響曲は難しく、最初の内はかなりの練習が必要でした。10年後位に人数の少ないヴィオラに転向しました。いつの間にかヴァイオリンとヴィオラの経験は25年にもなり、今ではある程度ですが、初見でも弾けます。アマチュア・オーケストラでは演奏だけでなく、運営もありますので、演奏レヴェルが高くなくても貢献することが出来ます。演奏会後の飲み会も楽しみの一つです。

管理人の経験から、主にヴァイオリンとヴィオラについて、練習方法やアマチュア・オーケストラの話などを書いていきたいと思います。